テーブルウェアEXPO2016の様子です。
多くの方にご覧いただけて大変有意義な会となりました。
ありがとうございました。
品漬けを作るときに残った赤カブの葉っぱは塩漬けにします。
畑で採れたものをどのように保存し、どのように食べて冬を過ごしていくのか。
そんな大袈裟なことでもないのですが とにかく葉っぱがいっぱいあるので。
とりあえず、塩漬け。
いつかテレビで青菜を塩漬けにしている映像を観たのですが
おばあさんが柱につかまって青菜の上に乗ってぎゅっぎゅうと踏んで漬けていました。
わたしは20キロの重しを乗せています。
10%近い塩漬けですので食べるときは十分塩出しをして。
細かく切って青菜飯。
ごま油でさっと炒めて白胡麻を振りかけて。
発酵食品はおいしい。
古漬けになるとこれもまたおいしい。
昨年餃子を皮から作ることを教えていただきました。
粉から調理することに抵抗がなくなったのか、最近は肉まんをたびたび作ります。
この肉餡に塩出ししたカブの葉っぱをたっぷり入れるのです。
お好みで 辛子と酢をつけまして~~まいう~~です。
飛騨高山の有名な漬物に品漬けというものがあります。
今年も漬けました。
夏に収穫した茄子、胡瓜、茗荷、秋に採れるキノコ等をそれぞれ塩漬けにしてとっておき、
冬赤カブが採れたとき、みな一緒にして漬け込んだものです。
たくさんの品が入っているということからのネーミングでしょうか。
私が小学校6年生の春休み、叔母に連れられて高山を訪れた時に初めていただきました。
雪がしんしんと降り積もる日でした。
ホウの葉っぱの上に乗せ、いろりで暖めて食べさせてくれました。
ご飯が冷たかったことを覚えています。
私の育った浜松では雪など滅多に降ることも積もることもありませんでしたので
この時の光景、冷たさはいまだに良く覚えています。
温かなご飯もすぐに冷えてしまうこと、瀬戸の茶碗の冷たさはそこの空気の冷たさであることを、茨城に来て初めて理解できました。
茨城で自ら少し野菜を作り始めたとき、胡瓜も茄子も茗荷も採れるのだから、
これで赤カブを作れたら品漬けができるのでは! と思いました。
高山の叔母の友人が毎年赤カブの種を送ってくれます。
叔母はとっくにこの世にいませんが、きっと近くにいるのですね。
今年は天候のせいか柔らかな赤カブをたくさん収穫でき、胡瓜や茄子も上手に漬かり、
最高の出来具合でした。植物の乳酸発酵のやさしい漬物です。
夏の野菜も赤カブも一口大に切って 一緒に漬け込みます。
漬けてから1週間、毎日1回かき混ぜます。
手が切れるように冷たいのですが、我慢してかき混ぜます。
そして1カ月後、良く発酵すると赤カブの色がきれいに出ます。
できあがり。
土を求めて新潟へ
良い土があると聞いて、スワ、新潟へ。急に出掛けることとなりました。
去年の年末のこと。
リーフでは大変なのでレンタカーを手配しようとあちらこちらへ電話をしましたが
年末でもあり、あっても冬用タイヤではない車ばかり、しかたなく覚悟を決め、
またもやリーフで遠出することとなってしまいました。
朝6時出発、帰りは翌日の朝5時 は~~~い 24時間頑張れました。
つくづく 阿保な家族です。
土のサンプルを頂きこれから試験焚きをしてまいります。
リーフの充電、どこのサービスエリアも同じようなもので飽きました。
見知らぬ町を訪ねたときはごく当たり前のスーパーに行くのが好きです。
今回新潟の安田のスーパーで感激した光景を写真に撮りました。
新巻鮭がつるされて売られているのです。さすが新潟!
また鮭を切り身にしてパック詰めしたものもありましたが一切れの切り方が違います。
四角に切ってあります。
鮭に対する有難さが偲ばれるというのか
格上のご馳走にする知恵があるというのでしょうか
所によって気候が異なりそこの土地に合った食文化が生まれ育まれていることに
面白さを感じています。
車麸と練粕(粕床)栃尾の油揚げ、にぼし、数の子を買いました。