赤カブの葉っぱ

 

品漬けを作るときに残った赤カブの葉っぱは塩漬けにします。
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畑で採れたものをどのように保存し、どのように食べて冬を過ごしていくのか。
そんな大袈裟なことでもないのですが とにかく葉っぱがいっぱいあるので。

とりあえず、塩漬け。

いつかテレビで青菜を塩漬けにしている映像を観たのですが
おばあさんが柱につかまって青菜の上に乗ってぎゅっぎゅうと踏んで漬けていました。

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わたしは20キロの重しを乗せています。

 

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10%近い塩漬けですので食べるときは十分塩出しをして。
細かく切って青菜飯。
ごま油でさっと炒めて白胡麻を振りかけて。

発酵食品はおいしい。
古漬けになるとこれもまたおいしい。

昨年餃子を皮から作ることを教えていただきました。
粉から調理することに抵抗がなくなったのか、最近は肉まんをたびたび作ります。
この肉餡に塩出ししたカブの葉っぱをたっぷり入れるのです。

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お好みで 辛子と酢をつけまして~~まいう~~です。

品漬け

 

飛騨高山の有名な漬物に品漬けというものがあります。
今年も漬けました。

夏に収穫した茄子、胡瓜、茗荷、秋に採れるキノコ等をそれぞれ塩漬けにしてとっておき、
冬赤カブが採れたとき、みな一緒にして漬け込んだものです。
たくさんの品が入っているということからのネーミングでしょうか。

私が小学校6年生の春休み、叔母に連れられて高山を訪れた時に初めていただきました。
雪がしんしんと降り積もる日でした。
ホウの葉っぱの上に乗せ、いろりで暖めて食べさせてくれました。
ご飯が冷たかったことを覚えています。

私の育った浜松では雪など滅多に降ることも積もることもありませんでしたので
この時の光景、冷たさはいまだに良く覚えています。
温かなご飯もすぐに冷えてしまうこと、瀬戸の茶碗の冷たさはそこの空気の冷たさであることを、茨城に来て初めて理解できました。

茨城で自ら少し野菜を作り始めたとき、胡瓜も茄子も茗荷も採れるのだから、
これで赤カブを作れたら品漬けができるのでは! と思いました。

高山の叔母の友人が毎年赤カブの種を送ってくれます。
叔母はとっくにこの世にいませんが、きっと近くにいるのですね。
今年は天候のせいか柔らかな赤カブをたくさん収穫でき、胡瓜や茄子も上手に漬かり、
最高の出来具合でした。植物の乳酸発酵のやさしい漬物です。

 

 

夏の野菜も赤カブも一口大に切って 一緒に漬け込みます。

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漬けてから1週間、毎日1回かき混ぜます。

手が切れるように冷たいのですが、我慢してかき混ぜます。

 

そして1カ月後、良く発酵すると赤カブの色がきれいに出ます。

できあがり。

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あけましておめでとうございます

 
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
日立市の御岩神社に初詣に行ってまいりました。
たくさんの参拝人で行列に並んで御参りをいたしました。
この御岩神社は721年に著された“常陸国風土記”に太古より
この賀毘礼(かびれ)の宮に(御岩神社の古称)
天つ神鎮まれりと記されていて、
古代縄文人が神を祭った霊場である遺跡もあるそうです。
本殿で御参りを済ませ、賀毘礼の高峰に登ってみると
さらに感じるものがありますがきょうは行きませんでした。
若くて可愛らしい巫女さんから甘酒をいただき帰途につきました
今年も皆様お元気でお過ごしになられますように。
 
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初氷

 

今冬初めて氷が張り、寒さも本格的となりました。
空気の乾燥が気になるところ
県別美肌ランキングが新聞に掲載されていて
茨城県は47位の最下位でした。1位は4年連続で島根県。
2位は山形、3位愛媛、4位石川、5位富山、6位秋田、7位新潟。
やはり日照時間と大気中の水分量によることが関係しているようで、
北関東は夏は日照時間が長い上、乾いた熱風が吹くこと、
冬は空っ風が強く吹くこと、また食習慣も美肌上位県は魚をまるごと食べたり
(コラーゲンをたくさん摂取できる)美肌の有効成分が加熱することで
酸化してしまうのを防ぐ発酵調味料をよく使ったりしていることなどが
影響しているそうです。
 
今日の夕飯は 鰤大根、としました。
 
 

もみじ その後 2

 

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雨が降って一段と紅葉しました。

私が高校生の時、春は徒歩で海へ、秋はバスで山へ遠足に
いきました。高校3年生の秋の遠足の時、
落ち葉を踏みしめながら、これで落ち葉を踏むのも最後かと
思ったのですが~~~毎日変わり行く木々を眺め、
積もり行く落ち葉を踏んでいます。
 
 
 
 

スムージー

 

青汁によく入っているというケールを畑でつくってみました。
キャベツの類らしく夏はモンシロチョウの幼虫に
食べつくされていましたが寒くなりその被害もなくなり
柔らかな葉っぱが次々とでてきておいしそうです。
ケールの葉っぱを2枚、人参を少し、パセリ、フェンネルを
ほんの少々、バナナと牛乳。はちみつも入れまして、
今朝のスムージーです。まあまあ、おいしかったです。
身体に良いと聞くとなんかやりたくなるのですが
はたして本当に良いのか、良いと信じて。
野菜がりがり食べる歯もあるんだからと思ったりもするのですが。
 
 

中野裕海の個展

 

個展のお知らせが遅くなりました。
11月26日から12月2日まで
水戸京成百貨店で中野裕海の個展を
開催しています。
 
また常陽銀行本店ウィンドーに裕海の
作品が12月いっぱい展示されていますので
お近くにお出かけの折にはご覧ください。
 
窯焚きの様子や窯出しなど写真を撮ることを
すっかり忘れていました。  反省です。
 
 
 

もみじ その後

 

昨日のもみじです。

 

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昨日は雨が降って今日は楢やクヌギの紅葉した葉っぱがサラサラサラサラ散っていました。
山に落ち葉がいっぱい積もって やさしい踏み心地、いい空気です。
 
仕事もしてました。窖窯(あながま)を焚いていたのです。私はご飯つくり。
大根、里芋 葱、冬野菜もおいしくなりました。で大鍋に豚汁をたっぷり作りました。
 
 
 

 

もみじ

 

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アトリエの裏にあるもみじです。
わずかな場所の違いや木の種類によって紅葉の進み方に違いがかなりありますが、
山はいまナラやクヌギの雑木紅葉です。
 
 
 

無花果

 

今、無花果がおいしい。
無花果を少しのお砂糖とワイン、香り付けに少しのナツメグをいれて煮る。
トーストしたパンにのせる、ヨーグルトに入れる、アイスクリームに添える、そのまま食べる。
どれもおいしいけれど、パンにのせて食べるのは お勧めです。
ちょっと、貴族気分。
無花果を収穫するのもコンポートにするのも童男のお仕事です。
無花果をうす甘く煮てくれた母を思い出すそうです。
私は木になっている無花果をもぎとって皮ごとパクリと食べたのは
50もとうに過ぎてから、もぎ取るとべたべたした白い汁がでます。
熟れているか手で確認して捥ぎます。
いっぱい木になっているのですが、涼しくなってしまうと熟さず
青い実がついたまま枯れてしまいます。寒くなる前の今だけの楽しみです。